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悪役令嬢、どれほど無駄なことか

「リム。目をそらしすぎよ」


「っ!?」


クレアはきっぱりと言い切った。

アンナリムは反論の言葉を探す。


だが、ここでクレアは畳みかけた。


「あなたが求めてるのは、私にただ勝つことではなく、私の土俵で勝つことよ」


「そ、そんなことは」


「いえ。間違いなくそうよ。そしてそれは、あなたでなくてもほとんどだれもできないことよ」


「そ、そんなことは」


「そんなことはあるわ」


クレアは言い切る。

彼女には自信があるのだ。


負けないという自信が。


「リム。今のあなたは、絶対に手に入らない何かをつかもうと無駄にもがいているだけよ。行動しないのにそこでもがくなんて、どれだけ無駄なことか理解しているのかしら?」

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