表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3713/3881

悪役令嬢、やったところでどうせ

クレアの冷たい視線。

それがアンナリムに突き刺さる。


文句を言うなら、


「行動するだけなら、今からでもできるわよ」


「行動なんてしても、どうせ私は失敗するだけだよ!」


「それがどうしたの?失敗を恐れてたらいつまでたっても何もできないままよ」


「それが言えるのは成功できる人だけだよ!私は失敗し続けても、精巧になんてたどり着けない!!」


アンナリムは叫ぶ。

自分は、どれだけ努力を重ねても成功すらできないのだと。


クレアとは違うのだと。


「それは、やったことがあるのかしら?」


「ないよ。でも、分かり切ったことだもん!」


やってみなきゃ分からない。

それは残酷な言葉だ。


やったら成功するなんて言う保証は一切ないのだから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ