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悪役令嬢、仲間が最強だった

「お嬢ちゃんが求めてるのは、私の薬師としての力って事かい」


老婆は葉をポケットにしまい、戸棚から幾つかのモノを取り出した。

そして、それを机に並べていく。


「これが、麻痺毒。これが神経毒。そして、これが魔力中毒薬だよ」


老婆はその並べたモノの解説を始めた。

エリーは最初、驚いていたが、それをシッカリと聞く。


実はというわけでもないが、エリーは勉強好きである。

知識欲が強いのだ。


だからこそ、母親の植物解説にも飽きずに聞くことができたし、老婆の毒の解説を聞くこともできる。

そして、その知識欲と知識のおかげで、前世ではほどほどに稼げる職業に就けていた、


「なるほど。じゃあ、少量で殺すなら?」


老婆の話が一段落したところで、エリーはその知識と今までの知識を結びつけて考えた。

因みに、今までの知識とは、前世でのゲームで得た知識のこと。


「少量で殺す?……それなら、これ、かしらねぇ」


そう言って、老婆は神経毒と、魔力中毒薬を混ぜた。

すると、赤色だった神経毒と、黄色だった魔力中毒が混ざったことで、オレンジ色のモノができあがった。


「これが、神経に大量の魔力を流させ、全身の神経が切れる毒。即死毒だよ」

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― 新着の感想 ―
[一言] イベントだろうがなんだろうが関係無しに権力者や金持ち等狙われるのがわかっている立場の人間が耐性もつけずに何してんの?って感じだけどね。
2022/05/16 05:36 退会済み
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