悪役令嬢、船でレースさせる
1000ptありがとうございます。
ここまでこれたのも、ひとえにご愛読下さる皆様のおかげです。
皆様への感謝を忘れず、これからも日々精進させていただく所存です。
と、硬い感じで書きましたが、言いたいのは、
1000ptやったぁ!皆さんありがとうございます!!
ってことです。
「よし!捕らえた!!」
襲撃者たちは1つの船尾を捕らえる。
その船はどうにも速度が遅い。
「分かったぞ!あの船を狙え!あそこに貴族たちを乗せているんだ!!」
1人がそう声を上げる。
船が遅い理由は、乗客が多いからだと考えたのだ。
乗客が多いのは、貴族が乗っていて、さらに護衛も乗っているから。
と、考えを深める。
襲撃者たちの船が、エリーたちが乗っているだろう船にぶつかる。
と、思われたところで、急に襲撃者たちの速度が落ちた。
「ちっ!風上に入られた!!」
他の船が、風上に入り、襲撃者たちの船に風が当たらないようにしたのだ。
タッキングは違うだろ!と言われる技術である。
こうされると、帆船は速度が出せなくなってしまう。
エリーたちが開発した船は、魔法の補助はあるモノの、ほとんどは風の力で移動している。
「風上のヤツをどかせ!3隻で行くんだ!!」




