3689/3881
悪役令嬢、話かけられるだけでは
ということで、校外学習。
そこまでアンナリムをどうにかするのは待つつもりだった。
が、
「なぁ。クレア」
「ん?ガガーラナ?どうかした?」
「おぅ。ちょっと聞きたいことがあるんだけど今いいか?」
「ええ。良いわよ」
「悪いな。実はここがよく分からなくて………」
とある日。
クレアはガガーラナと学業に関する話をしていた。
が、ここで大きなことが起きる。
「あっ」
「え?」
突然だった。
ガガーラナは体制を崩し、そのままクレアの方へと倒れ………




