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悪役令嬢、持ち運びは
槍を調べる。
どうにかして持ち運べないかと。
魔力放出はどうにかなるのだが、
「体内への取り込みも不可能であるし………」
それができれば1番楽だった。
自分の体なの中に取り込めば、特に対策は必要ない。
だが、そううまくいくわけはない、
「ならば、せめて縮むように」
次に望むのは、伸縮。
鎌だってそのサイズをイヤリングサイズまで小さくできたのだ。
それならば、
「む・少し思ていったのとは違うが………」
小さくはなった。
ただ、小さくなるというより短くなるという表現が近い気がする。
槍はアイスピックサイズにまで短くなったのである。
ただ、持ち運びが楽にあったのは間違いない。




