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悪役令嬢、魔力の種類が
禁忌だった魔物創造。
それがレベルマックスにまでなった。
だが、悪いことではない。
「得るものも大きかったわけだ」
「得るもの」
それは間違いなくあった。
クレアの今後のために、間違いなく役に立つものが。
「魔力は、生物になる際に変質する」
今まで気にもならんかった。
だが、作っていく内に気付いたのだ。
いままで操っていた魔力が、魔物になる瞬間に性質が変わると。
「つまり、生物の保有する魔力はそれぞれ違う……」
魔力とひとくくりに言っていた。
だが、実際は同じモノでは無かった。
そういうことである。
そして、これを利用すると、




