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悪役令嬢、他のスキルより
クレアは違和感を憶えた。
なぜか、スキルのレベルが上がるのだ。
そして、
《スキル『魔物生成LV9』が『魔物生成LVMAX』になりました》
《称号『魔物の創造主』を獲得しました》
「マックス、だと……」
レベルマックス。
他のスキルとは比べものにならない速さである。
クレアも流石に驚愕せざるを得なかった。
「……まあ、プラスに捉えられないわけでもない」
「ゴオオオォォォ!!!」
「む。うるさい」
「ゴォ!?」
クレアは発生させた魔物を即座に消し飛ばす。
作り出したとは言え、そこに愛はない。
消し飛んだ魔物を思い出すこともなくクレアは、




