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悪役令嬢、メイドに協力の申し出を

「なるほど。素直で私も嬉しいですわ」


「えっと。あの!い、命だけは!!」


微笑むエリーに、メアリは命乞いをする。

メアリーには、エリーの微笑みが悪魔の微笑みに見えるのだ。


その様子にエリーは苦笑を浮かべる。

こういうときになんと声をかければ良いのか分からなかったので、エリーはぽん、と肩に手を置いた。


びくん、とメアリーは肩をふるわせる。

(まずは、落ち着かせてあげましょう)


「私、メアリーを殺す気はないですわ。どちらかと言えば、応援してあげたいんですの」


「はぇ?」


エリーの言う意味がよく分からず、メアリーは首をかしげる。

メアリーの考えるようなことはそこまで重くないモノの罪で、彼女のことをよく知る人物でもそれに同意するようなモノは今までいなかった。


「私を、応援してくれる?で、でも、それは」


エリーを罪人にしてしまうかも知れない。

そんなことを考え、メアリーは焦った。


「流石に、表だっては行動しませんわ。ただ、裏からの協力くらいはしてあげます」

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