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悪役令嬢、ブラッククラウン
体力が回復する。
そうすれば長時間働ける。
ーーけど、休憩時間もなしで働くって、完全にブラックじゃない。
「いやぁ。良いなこれ」
「これで俺ももっと!」
「今間の悔しさをもう味合わなくて済む!」
「「「「ありがとうございます!クラウン様!!」」」」」
頭を下げる部下達。
ーーこんなに感謝されると、ブラックとか言うのも言えないわねぇ。
居たたまれなくなるクレアであった。
「よし!俺はまたか活動してくる!」
「私も!」
「僕も!」
クレアの気持ちなど知らず。
クラウンは見事なまでにブラックな環境と化していた




