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悪役令嬢、有用な実験
魔物を基にして。
人間の因子を埋め込まれた生物。
クレアには有用であるように思えた。
「もう少し知能は欲しいな」
「ガアアアァァァ!!!」
「だが、考えは悪くない」
「グオオオオォォォ!!!」
「開発者とは是非話をしたいものだ」
確実にこれが使えるようになれば世界が変わる。
クレアにはそんな気がしていた。
人型とは行かなくても、
「魔物に知能がある。これだけで非常に脅威度が変わる」
クレアは手駒として。
そして、敵としても。
強力なものとなるのは確かに思えた。




