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悪役令嬢、確かに破壊されたが

熱い展開が繰り広げられ。

幻影に向かい、攻撃が飛ぶ。


それは、遠距離攻撃を放ちながらの接近戦へ持ち込むというものであり、


「………………」


「なっ!?魔法も矢も弾かれた!?」


「くそっ!魔法陣の無詠唱魔法だ!」


「くぅ!だが、これでどうだぁぁぁ!!!!」


遠距離攻撃は、薄い防御魔法の壁に阻まれた。

だが、それも破壊することができるという自信を持った近距離攻撃が炸裂する。


そしてそれは確かに、


「よし!防御をっ!」


突破した。

確かに突破したのだ。


だが、言ってしまえばそれだけである。


「え?ま、まだ防御、が」

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