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悪役令嬢、手を組まれると
金のある義賊。
そして力のアル他組織。
この2つがもし手を組むと、
「マズいですね」
「うむ。大変問題となるだろう」
「敵組織はすぐに息を吹き返しそうですね」
「そうならぬための対策は必要なのだが……」
クレア達は考える。
状況をひっくり返されないようにするために。
そして、
「義賊は是非ともこちらで利用したい」
「……そうですね。下手に潰せないのが痛いところです……」
金のある義賊。
彼らを、クラウンとしては利用したいのだ。
だからこそ、困っている。




