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悪役令嬢、あまりにも予想できる

クレアが示す道。

その中の1つを選べ、生きることはできる。


が、


「難しいぞ?お前達が、義賊の全てを纏め上げるんだから」


「「「「なっ!?」」」」


「当たり前だよな?他の義賊が国を動かそうとしたら結果は変わらないだろ?」


「ま、まあ、それは確かに」


「だけど、纏め上げるなんて……」


まとめるなんて無理。

彼は少し前にそう考えたばかりだった。


だというのに、


[さぁ。どうする?さっきも言ったが、ここで死ねば楽だぞ?」


「「「「…………」」」」


義賊達の判断。

それは、あまりにも分かりきったものだった。

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