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悪役令嬢、理解しなければ殺すことも

金を取り。

苦しむ民の横で贅沢に暮らす存在。


それが、多くの苦しむ民が抱く貴族の印象である。


「なら、なんで貴族などできた?」


「そ、それは、力があったからだろ?」


「そうだな。確かに力はあっただろ。だがそれでも、最初の内は数十人で結託して攻めれば確実にその首を取れたはずだ」


「……まあ、確かに」


「だがそれをしなかったと言うことは、それだけの価値があったってことだろ?」


「……そう。かもしれない」


肯定する心。

そして否定する心。


そのどちらもが存在している。


「その貴族の担っている役割を理解しない限り、殺したって意味はない」


「……っ!」

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