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悪役令嬢、誰もが悩みを

クレアも手をこまねく間に事態は進んでいく。

カヤは準備を進め。


そして、


「リム。今度ここに遊びに行かない?」


「……やめとく」


「あら。そう。じゃあ、お土産でも買ってこようかと思うんだけど」


「大丈夫。いらない。ありがとねクレアちゃん」


口先だけの感謝の言葉。

それが、アンナリムからこぼれた。


アンナリムもまた、抱える闇が深くなっている。


「最近は気をそらすのも難しくなってきたし……」


「アンナリム、見たことないくらい表情が固いッスからねぇ」


「……気が重い」


今、誰も笑うことができない。

誰もが悩みを抱えていた。

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