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悪役令嬢、カヤの行動を誘導し
研究は2人に任せ。
クレアはカヤの監視を行なう。
カヤも抱えているものは色々とあり、
「師匠!今度こんな研究をしてみようと思うんですけど!」
「あぁ。今年から研究を始めるのね?」
「はい!……どう思いますか?」
「ん~。そうねぇ。良いとは思うけど、これを1年で終わらせるのは大変よ。発表は来年にまわした方が良いと思うわ」
「そうですか?」
「ええ。この規模のことをやるなら論文発表して終わり、ではなくてその結果まで影響すると思うの」
「あぁ~。確かにそれはそうですね」
研究について話したり。
他にも、カヤの悩みや計画がクレアに打ち明けられる。
勿論それにクレアは不自然でないように誘導を行ないつつ返答していき、
「本格的にエリー様とは事を構えるつもりなのね……」




