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悪役令嬢、つなぎ止められる

カヤは、優秀である。

普段がポンコツ過ぎるだけで、その中身は天才なのだ。


それも、


「教会を黒字にさせ続けるくらいには、ね」


「そうです。ですから、その黒字を更に大きくしたいと思いまして」


「そこで私に協力して欲しい、と」


「はい。師匠にも少なくない金額が入るはずです」


「……なるほど」


評判の落ちた教会を傾かせない。

勿論裏でイルデが色々やっているのだが、表面的な利益を生み出すことをカヤは非常に上手くやっている。


そして今その利益を使って、クレアを勧誘しようとしていた。


「……まあ、私が少し関わるような内容のものをしようかしら」


「本当ですか!」


カヤは顔を輝かせる。

クレアが、敵に回らないような素振りを魅せたのだから。

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