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悪役令嬢、精神面でも
あらゆる才能を宿す。
それは小さなモノでしか無いが、やればいつか必ずできると言うこと。
努力が自分を裏切らなくなるのだ。
「我に必要かどうかは分からないが」
「そうねぇ。……今の状況だとアレね。私たち悪魔が使う精神への直接的なダメージを防ぐことができるようになるとか、必要な力かもしれないわよ」
「精神面か……確かにな」
「イクラレベルが高くても、油断したところをギレにやられたら死んじゃうわよ」
『右腕』は笑う。
だが。実際そうなのだ。
悪魔は精神というか、魂へのT6よく説的案高下Kウィ大古なうことが可能であり、人間はそれを防ぐことができない。
「それがたとえ我でも、な」
「そうよ。でも、努力すれば今なら防げるようになるかもしれないわ」
それは非常に魅力的な話である。
エリーは真剣にそれを考え始めた。




