表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3432/3881

悪役令嬢、隠すなんて言えない

カヤの求める髪飾り。

それはすでに、エリーが所持している。


勿論カヤはそのことに気付いていないが、


「うぅん……」


「髪飾りなんて、どっからそんなはなしが出たんだい?」


「え、えと……そ、そのぉ。神様からちょっと……」


「女神様からぁ?」


疑わしい。

そんな思いがあふれ出すような声色で、グラマは言う。


カヤも嘘をついているので、少し萎縮した様子だ。


「……髪飾りなんて、私物しかないよ」


「そ、その中の特殊な効果がある物が必要だって言われて……」


カヤは食い下がろうとする。

だが、その効果に関しては口に出すことができなかった。


ステータスを隠すなんて、確認しようとしているものたちの前で言えることではない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ