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悪役令嬢、もう少し試して
周辺の被害はとてつもないことになってイル。
だが今はそれはどうでもいい。
それよりも、
「このナイフ、良いものだったな」
ナイフの優秀さなの方が大事。
ナイフは力を示したのだ。
禁忌とされる怪物すらも討伐できる圧倒的な力を持ったかまの攻撃を防いだのだから。
「……さて。もう少し試していくか」
クレアは可能性を感じて頬が緩む。
新たな力は、新たな好奇心を呼び覚ますのだ。
クレアのナイフを持つ力が強くなる。
「この場所ならイクラ荒らしても構ワンだろう」
クレアはナイフと鎌を使い。
様々な実験を行なう。
この場所なら好き勝手で切ると考えて。
「ふははははっ!圧倒的な力だぁぁ!!!」




