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悪役令嬢、分からない強さ

とりあえず振って試してみた。

だが、まだまだ使い心地を確かめるのにはすることがある。


ということで、実践。


「ブモオオオオォォォ!!!!!!!!」


「ふむ。遅いな」


「プギャァ!?」


「……」


クレアはなんとも言えない表情をする。

なぜなら、一撃でモンスターの首が飛んだから。


……なぜここでなんとも言えなくなるかと言えば、


「違いが分からん……」


クレアはレベルが高い。

そのため、似たようなことが食事用のナイフでも。


というか、素手でもできる。


「……分からんな」

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