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悪役令嬢、新たな局面を
クレアが本部へと持って帰ったもの。
それは、予想通りの結果を生み出した。
転移陣の数々を見せられた者タチは、
「うひゃああぁぁぁ!!!!????」
「あひゃひゃ!あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」
「……終わらない終わらない終わらない終わらない(ブツブツブツブツ)」
「み、皆狂っちまった……」
大狂乱。
正常な者など、1人もいなかった。
そして、
「男爵級の悪魔~?」
「そう。これにはそう記録されていた」
「なるほどねぇ~。……じゃあ、知ってイルこと教えるわ」
『右腕』から封印されている悪魔と言うことに関しても聞き取りが行なわれている。
クラウンは、新たな局面を迎えようとしていた。




