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悪役令嬢、先が思いやられる

場所が解析された。

すでに、数人の部下がその場所を見に行っている。


そこは帝国の地下奥深くであり、


「これはまたなんとも……」


「困りましたね」


「う、うわぁ~」


「まだまだ時間掛かりそうだなぁ」


部下達は口々に言う。

先が思いやられると行って雰囲気だ。


それは当然のことで、


「まさか、また転移陣とは」


「ややこしいですね」


転移陣の先にはまた転移陣。

なんとも悪質なトラップ(?)である。


「先をまた調べる必要があるか……」

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