表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

333/3881

悪役令嬢、不安要素をどうにかしたい

「これで、売却理由は納得頂けましたか?」


売却の理由を簡単に話し終わり、エリーは父親に納得できたか確認する。

父親は黙って頷いた。


「では、これから先のことをお話ししますね。まず、事業が売却されることを関連の貴族に伝えなければなりません」


「ああ。そうだな」


「一部がサッド家になるはずですし、一部やりづらいところも出てくるはずです。ということで、お詫びのようなモノをした方が良いかと思いまして」


「ほう。詫びか」


父親としても、他貴族への影響は考えていた。

最悪、現金を払って解決する必要があるかと思うほどだった。


だが父親は、エリーの言い方からお詫びが現金でないと推測した。

とは言っても、それが何かまでは読めない。


「何をお詫びにするのだね?」


父親は尋ねる。

エリーは、父親に商人を思い起こさせるような目で応えた。


「魔物船を、出張させますわ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ