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悪役令嬢、迷路と技術の
魔導人形。
その性能は、非常に高い。
所謂テイマーというような動物や魔物を使役するものたちが、小動物を使うよりも便利である。
「この４年間の成果もまた、素晴らしい」
４年間。
クレアの生活する寮では魔導人形が色々なことを決めるために使われてきた。
それは非常に強力な能力を持った人形も登場しており、
「参考になった」
クレアが開発する上でも非常に役に立つ物も多数。
今回使っている物にも、他の生徒の技術が使われている。
お陰で、
「物探しには適した物だな」
地下の迷路のような場所。
ネズミ型の魔導人形はそこをしらみつぶしに走り回る。
罠も仕掛けられているが、それに掛かることはなく、
「時間は掛かるが、まあ通常よりは良いか」
