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悪役令嬢、仕事への不満
秋の歴史でテーマが食事って…………何を求められているのでしょうか
兵士達の話は、警備の話に。
追加はされるものの入れ替わりが激しいとのことだ。
そして、元からいたものたちは仕事の変更はなし。
「こんな何があるのかも分からない部屋の警備をずっとするのもな……」
『ま、まあ、良いじゃないか。忙しいのよりはマシだろ?」
「それはそうかもしれないけどよぉ……」
「無駄話しても怒られないだけマシだって」
1人の兵士は今の職に不満があるらしい。
希望の部署でないのだろう。
不満を言う兵士は更にため息を吐き、
「研究所の警備行きたいんだよなぁ」
「あぁ。あそこ、倍率高いよな」
「それはそうだろ。試作品を貰えるんだから」
ーー研究所?
クレアは単語が引っかかり、思考を巡らせる。




