3269/3881
悪役令嬢、乗り込まれても
「クレアアアアアアァァァァァ!!!!!!」
顔を真っ赤にして。
怒りと言うよりも周知の方が色濃く出ている表情でギービー賀乗り込んでくる。
しかし、
「「「「キャアアアァァァ!!!!ギービー先輩よぉぉ!!!」」」」
「ギービー先輩!お話を聞かせて下さい!」
「その綺麗なお肌の秘訣は!」
「ギービー先輩!どうすれば私もギービー先輩みたいになれますか!!」
ギービーは囲まれる。
モテたいのは男子だけではないのだ。
「え?あ、あの、クレアに」
「今はそんなことどうでも良いです!」
「さぁ!早く秘訣を!!」
女子達は、ギービーを逃がさない。
クレアの元にたどり着くことも、不可能だった。




