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悪役令嬢、乗り込まれても

「クレアアアアアアァァァァァ!!!!!!」


顔を真っ赤にして。

怒りと言うよりも周知の方が色濃く出ている表情でギービー賀乗り込んでくる。


しかし、


「「「「キャアアアァァァ!!!!ギービー先輩よぉぉ!!!」」」」


「ギービー先輩!お話を聞かせて下さい!」


「その綺麗なお肌の秘訣は!」


「ギービー先輩!どうすれば私もギービー先輩みたいになれますか!!」


ギービーは囲まれる。

モテたいのは男子だけではないのだ。


「え?あ、あの、クレアに」


「今はそんなことどうでも良いです!」


「さぁ!早く秘訣を!!」


女子達は、ギービーを逃がさない。

クレアの元にたどり着くことも、不可能だった。

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