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悪役令嬢、素質と異変と
恋愛に興味津々なお年頃の少年少女達。
彼らの心を、クレアはトークでがっちりと掴む。
ここでまた、寮長としてふさわしいカリスマを見せていた。
「クレアちゃんって、リーダーの素質あるよね」
「いや、それ以外の才能も山積みだろ」
「クレアができないことの方が少ないんじゃない?」
「かもねぇ」
その様子を見ながら、友人達はソンナ会話を。
まだ、ギービーは戻ってきていない。
そのため、クレアも好きなよウニ語ることができたのだが、
「……ん?何か、変な音がしない?」
「ああ。……なんか、地響きもしている気がする」
数人の生徒が気付いた。
異変に。
「……・クレアアアアアアァァァァァ!!!!!何を語ってるんスかぁぁぁぁぁぁぁ!!!」




