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悪役令嬢、皆に伝えよう
ギービーがいない中。
寮に戻ってきたクレアたちは盛り上がっていた。
「そうそう。そこで……」
「「「「キャアアァァァ!!!」」」」
「しかもこんな所に……」
「「「「キャアアアァァァ!!!」」」」
同じ寮の女子達が黄色い悲鳴を上げていた。
皆色恋の気になるお年頃なのである。
そして、
「そ、そんな大胆に……」
「俺は無理かもしれない……」
「お。俺だって、頑張ればそのくらい……」
男子達も興味津々。
下級生達の頑張る意を聞いて、自分を奮い立たせようとしている。
「しかもそこから……」




