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悪役令嬢、勘の良いガキは
影から除いて楽しむクレアとアンナリム。
ギービーは勿論気付いていない。
顔を赤くしながらも、下級生達と絡み合っている。
「このまま行っちゃうのかしら?」
「大人の階段を駆け上がっちゃうのかな!?」
「どうなるのかしらねぇ」
「あんなことやこんなことを……」
2人お顔には笑みが。
……しかし、淑女には見えない。
「な、なんか見られてる気がするッス」
「「「「えっ!?」」」」
「き、気のせいじゃないですか?」
ギービーは勘が良い。
ただし、クレア達の発見はできないが。
「ど、どいた方が良いですか?」




