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悪役令嬢、見た目の問題で
誤字報告ありがとうございます。
昼休憩。
昼食を取り終わったギービーは、修練場へと向かう。
そこには、
「あっ。ね、姐さん。お疲れ様です!」
「「「「お、お疲れ様です」」」」
「ちょっ!?なんでそんなにしおらしいんスか!?」
「い、いや。だって……」
何人もの背の低い男子達が。
彼らは全員年下であり、ギービーに鍛えられている。
まだ上手く距離感が掴めてない中で訓練が始まり、
「は、はぁ!」
「ほっ!……いつもより威力が低くないッスか?」
「あ、当たり前じゃないですか!み、見た目的にやりにくいんです!!」
ギービーに向かってくる男子は、いつもより覇気がない。
可憐な見た目の幼女を攻撃することに躊躇しているのだ。




