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悪役令嬢、ラブコメ風な
ギービーが下級生の教室の前に立つ。
そして、知り合いを呼び出し始めた。
「ん~。ここから物語が動くのね」
「そうだね。第3話ってところかな?」
「1話と2話で以前のギービーとの関わりを見せるってこと?」
「そうだね。1話で関わりを見せて、2話で共だと話をして美人がいるって噂を聞いて、そして2話の最後で呼び出しを……って感じかな」
「なるほど」
2人の頭の中では、恋愛小説の流れが思い浮かんでいた。
となれば当然、次の行動も想像できる。
呼び出して驚かれた後は、
「いつもの関係にギービーが戻ろうとする」
「でも、男の子が緊張して上手くいかない」
「そしてその反応に当てられてギービーもドキドキ」
「「ん~。ラブコメの予感!!」」




