表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3236/3881

悪役令嬢、次期アフレイ公爵でも

静かな部屋。

本棚がいくつもあり、そこにはぎっしりと小難しそうな本が並べられている。


「エリー。君には、本当の賢さというものを教えられた」


「あら?そうですの?」


「ああ。賢さなんて言うのは、紙切れでは測れない」


「ふふっ。学校を全否定ですわね」


ほとんどの学校が、賢さというものは紙切れで測ろうとする。

だが、次期公爵とされるガリドルは、それではいけないと感じていた。


彼は知ったのである。

本当に賢い人間という存在を。


それは勿論、エリーだ、


「君の賢さがあったからこそ、クイフも、俺たちも救われた。エリー、俺は君のことが好きだ。婚約してくれ」


「お気持ちは大変嬉しいですわ」


「……では?」


「お断わりさせて頂きます」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ