表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3235/3881

悪役令嬢、次期グラド公爵でも

ひたすらフラれ続ける……悲しい

ラフな格好をしたエリー。

その手には、木刀が握られている。


そして、


「エリー!俺は、その強さに惹かれた!」


「ありがとうございますわ!」


「強さとは、筋力や剣術だけではなく、心の強さもあると教えてくれた!」


「一助になったのなら、何よりですわ!」


エリーに向かい剣を振るターリル。

次期公爵とされる彼だが、その剣は昔に比べても磨きが掛かっている。


「その強さがあったからこそ、クイフが、そして、俺たちが救われた!俺はその強いお前が好きだ!エリー!婚約しよう!」


「お気持ちは大変嬉しいですわ!」


「それは良かった!」


本当に嬉しそうに言うターリル。

だが、次の瞬間彼の手から剣は離れ、喉元にエリーの木刀が突きつけられる。


「ですが、お断わりさせて頂きます」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ