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悪役令嬢、関わらない友人達
研究を発表し。
さらに、カヤにデータ収集を頼んで次に移ろうとしている。
「とはいえ、私は私でデータ収集なんだけどね」
「クレアちゃん、頑張れ～」
「頑張るわ」
「研究したらまた研究って……大変ッスね」
友人達は応援の言葉をかけてくれる。
が、関わるつもりは一切ない。
特に女子２人は、その忙しさと辛さを知っているから。
「まあ、２人とやったのに比べたら大したことはないわ」
「あぁ。まあ、そうだよね」
「というか、こっちもまだ途中ではあるッスからね」
一段落はした。
だが、最終的な目的は達成できていない。
「だからデータ収集をカヤに頼んだのよ」
