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悪役令嬢、興味の有無は
ある日のこと。
大々的にとある研究が発表された。
その研究は毎年すさまじい研究を発表する者のものであり、
「加護の封印?」
「へぇ~。そんなことができるようになったんだ」
「ふぅん。……まあ、私には関係ないか」
話題にはなった。
とはいえ、昨年と比べれば小さいものである。
しかし、
「コレは良いな!」
「謁見の際につけさせても良いかもしれません」
「うむうむ。安全の点で考えれば非常に素晴らしい」
貴族や王族は興味を示した。
自分たちの安全に繋がると考えて。
「こちらで操作ができるものの購入を」




