3160/3881
悪役令嬢、話を戻して
クレアは一旦思考を切り替える。
教会の不穏分子は頭から追いやり、
「では、話を戻そう」
「はい。先程も言いましたが、聖女と教皇は不満を感じているようです」
「……不満、か」
「とても会いたそうにしていました」
正直どうでも良い情報ではある。
ーーカヤは攻略をしようとは考えてないってことで良いのかしら?
「不満そうではあるが、問題行動を起こしていたりは?」
「ないです」
「そうか。ならばそれで良い。近くにいる場合などは注意深く観察しておくように」
「はっ!」
クレアは返事を聞き、一度大きく頷く。
これで話は終わりなのだが、
「……・でも、教皇ってクラウンのメンバーじゃないですか」




