悪役令嬢、実家に連れて行ったときのあれ
とりあえず疲れたと言うことでクレアの休みは伝わり。
今度は友人達から詳しいことを聞いていくことになるのだが、
「まず帰ったときに、アンアリムが母親のことをマ」
「ギャアアァァァァ!!!!やめてえええぇぇ!!!!言わないでぇぇぇ!!!!」
「凄かったよぉ。アンアリムのお母さんが牛の乳搾りしながら昔のことを教えてくれて。何か、昔は乳搾りしているものが別のものに見えた見えたみたいで」
「ちょっとおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!」
「アンナリムのお父さんから聞いたんスけど、昔お手伝いをしたときに水をひっくり返しちゃって、怒られると思ったからなのかなぜか自分が」
「何それ私聞いてないんだけどぉぉぉおぉぉ!!!????もうやめてぇぇぇぇぇ!!!!!!」
アンアリムは激しくダメージを受けていた。
実家で黒歴史が公開されるあれだ。
「……どんまい」
「クレアちゃぁぁぁぁぁぁぁん!適当すぎるよぉぉぉぉぉ!!!!!」
「仕方ないじゃない。それで下手に巻き込まれて私の実家に来たいなんて言われても困るンだから」
クレアが苦笑いしている。
すると、当然ながら、
「クレアちゃんの実家?……行きたい!!」




