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悪役令嬢、できたものとできなかったもの
監視の任務を受けていたのは、グラマに付いていたモノだけでは無い。
それ以外にも監視対象はいた。
そのため、
「俺は戻るぜ!」
「任務を優先する」
「えぇ~。どうしよう」
対応は分かれた。
戻るものも言えば、任務を続行したものも。
当然リブコールの手のものが戻ればある程度は処理できるのだが、
「おい!これ見ろ!」
「あの貴族様まで関わってのかよ!」
「おい!ここには反乱の沈静化と書かれてるぞ!!」
処理できないところからは、リブコールが関わる色々なことの証拠が発見されてしまった。
隠されていても、クラウンの手のものなどが紛れていれば発見は容易だ。
ただ、予想外なのはその証拠を見た市民達の反応であり、




