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悪役令嬢、激動の帝国と
ケガ人が増えれば教会と薬局が忙しくなる。
当たり前の話だ。
そして、
「なぁ。最近貴族の数が減ってきたし、新しい人員が必要だよな」
「影響力から考えて、薬局から出してもらうか?」
「それもいいかもな。陛下に提案してみよう」
皇帝に近い貴族。
その中でも革新的な思想を持つ者達が、動いた。
帝国内は激しく動き始めている。
「……といった様子です」
「ふむ。理解した」
「今後はどうされますか?」
帝国内での様子の報告を受けるエリー。
彼女としても、これだけでは足りないと思っており、
「薬局と涙角でパイプを作る」




