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悪役令嬢、上層部の混乱
市民達に襲撃され。
報復はリブコールに邪魔され。
涙角の上層部は混乱していた。
「くそっ!対応することが多すぎる!」
「何かないのか!?」
「今のままではじり貧だ。逆転の手が必要だな」
今の状況では後がない。
それはもう分かっていた。;
だからこそ新しい手を模索するわけだが、
「た、大変です!拠点が5つほど市民の攻撃を受けています!!」
「「「「また仕事が増えた!!」」」」
「くそっ!新しいこと考えてる時間がねぇ!!」
時間が足りない。
それが全てだった。
「……こうなったら、一旦拠点を放棄して暴れるのもありか?」




