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悪役令嬢、一緒にパラパラ
「さて、クラウディア、一緒に観ましょうか」
「はい!おねえたん!」
クラウディアを膝に乗せ。
パンフレットを開く。
載っている写真や年齢などを観て、
「なしですわね」
「うん。駄目」
速攻でパラパラした。
細かいところを父親に伝えていなかった為、8歳児などが掲載されていたのだ。
「これもこれもこれも」
「うん。全部違う」
「えぇっと……条件に合う方とかこれに載っているのかしら?」
「うぅぅん……」
2人で難しい顔をする。
クラウディアが求めるようなとしの差がこのパンフレットで選べるようには思えなかった。




