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悪役令嬢、将来困ること

異世界人の話で、クラウディアの中の常識は大きく変化した。

 ーー常識を教えるのは当たりだったわね。


「で、ディアはここまでの話を聞いてなんとなく困りそうなことを思いつきませんでしたの?」


「困りそうなこと?」


「ええ。恐らく将来困ると思われることがあるのですが」


「えぇ~。なんだろう?」


思いついていなかったようで、クラウディアは首をかしげる。

とはいえその様子から考えると思いつきそうには見えなかったため。


「簡単に言えば、結婚相手ですわ」


「結婚相手?」


「そうですの。ディアはこれでも公爵家の一員ですわ。それが大魔道士ともなれば……」


「あぁ。釣り合う相手がいない、ってこと!?」


クラウディアは驚愕する。

彼女は将来結婚をかんたんにできることだと考えていたのだ。


「……最悪、バレる前の今のうちに婚約者を作るなんて言うのも……」

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