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悪役令嬢、こんなに魔法が

クレアの提案した新しい魔法の使い方。

これにはやはり、


「凄いです師匠!」


「そう?」


「そうですよ!こんなに魔法の威力が上がるなんて……」


「でもそれ、カヤ以外もそうなのよねぇ」


カヤも影響を受けていた。

カヤの魔法の師が取り入れたらしい。


「柔軟な人でよかったでしょ?」


「はい!」


「……どうせなら魔法陣を渡せばよかったわね」


「頂けるのなら欲しいです!」


魔法の師に用意してもらっただろうに。

まだカヤは欲しがる。


「用意するわ」

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