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悪役令嬢、剣の師とその主

カヤの教師は2人。

1人は、魔法を教える人。


そしてもう1人は、


「もう少し手首を縦に」


「こう?」


「そう!その通りです」


カヤに指導をしてうんうんと頷く1人の男性。

彼は、カヤに剣術を教える男。


ヒューズールである。


「おぉ。あの感じ、エリーと一緒に練習したのを思い出すなぁ」


「僕も久々に見たよ」


「クレアが教えてたから基礎はできてるみたいだけど」


「うんうん。回復専門の聖女様とは思えないほど体幹がしっかりしてるね」


そして、それを見学する男子が2人。

バリアル&アシルドである。

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