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悪役令嬢、魔術は変わる、いや、変える
クレアは自信を持っている。
今年の論文が魔術を大きく変えることに。
「剣術は分からないわ。でも、魔術は変わる」
「そ、そうですか。分かりました」
「そうは言ってもカヤでは誰が良いか分からないだろうから、イルデ様に聞いてみなさい」
「わ、分かりました!そうします!!」
大抵はイルデが探してきたものたち。
イルデの方が人柄などは把握しているはずだ。
「イルデ!どう思う~」
「ん?どうしたの?」
「……・:ってことなんだけどぉ」
「なるほどね。じゃあ、もうちょっと資料を見て候補を絞ることにするよ」
カヤはすぐにイルデに対応を求めた。
イルデの表情を見る限り、問題は無さそう。
「さてさて、誰が選ばれるかしらねぇ?」




