表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

300/3881

悪役令嬢、知り合いか友達か

「あぁ~。どうだったかな」


「どうでしたっけ?」


イルデもエリーも、腕を組んで悩む。

その表情はどこか険しい。


そんな2人が悩んでいる内容は、


「お2人とも、友達になった記憶がないんですのね」


「……友達じゃないなら、どういう関係なんだよ」


そういう王族たちの語句からは、あきれた様子が感じられる。

気まずくなって、2人は苦笑を浮かべた。


「まあ、どちらでもいいですわ。それなら、今、友達になればいいだけ」


そういって、エリーは片手を差し出す。

差し出されたイルデは首をかしげたが、すぐに笑顔を浮かべて、その手を握った。


「これからよろしく」


「ええ。お願いしますわ」


辺りは温かい雰囲気に包まれる。

全員が、自然と笑みを浮かべる、温かい空間がそこにはあった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ