表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

294/3881

悪役令嬢、お別れからの

「それでは、皆様。さようなら」


「「「ばいば~い」」」


お土産もかわせ終わり、エリーは王族たちに別れを告げた。

直後、


「メアリー。イルデに面会の要請を」


「はっ!了解です!!」


エリーは、専属メアリーに指示を出す。

その内容は、教皇の息子であるイルデとの面会要請。


 ー-お茶会に出るときの口止めをしておかないと。

エリーは、お茶会でイルデが教会をつぶすなどと言ってしまうことを警戒しているのだ。


イルデが教会の内情を話してしまえば、正義感の強い第2皇子のアロークスなどは教会をつぶすことに協力してしまう可能性がある。

さすがに、王家と教会が争ってしまうと内戦が勃発しかねないので、それは阻止しなければならない。


2日後。

すぐに面会は成立した。


2人は月に1度くらいのペースで話していたので、不審がられることはなかった。

まあ、エリーからの要求というのは初めての事だったので、要請を受けた教会のモノは首をかしげたようだが。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ