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悪役令嬢、収入を話す

エイプリルフールが去ってしまった!

くぅぅ。嘘がつけなくなってしまったぁぁぁ!!

「では、こちらが全体の収入です」


エリーはそう言って、全ての収支の資料を渡す。

父親が眉をピクリと動かした。


「印刷業が思ったより成果を出しまして、3億ほどの利益を出しましたわ。それと、飲食関係が2億。船のリースで1億500万。その他諸々も合わせると、合計で、300億の黒字となりました」


エリーはそう言って微笑む。

だが、父親の反応はない。


「お父様?どうか致しましたの?」


「っ!?あ、ああ。すまない。少し驚いてな」


エリーが話しかけると、父親の理性が戻ってきた。

父親は、エリーの出した利益に驚いていたのだ。


1億行けば良いと思っていたのに、300億も稼いだのは驚きだ。

だが、驚いた理由は予想を上回ったからではなく、


 ーー300億って、我が家の収入を超えていないか!?

公爵家の収入より、エリーの出した利益の方が多いからである。


 ーー本当に、エリーは私の娘なのかあやしく思えてきたな。優秀すぎる。

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